プリキュシリーズの脚本家さん登板数について [脚本家登板数]
(Go!プリンセスプリキュアも半分が終了したので更新します。)
現在の25話まででは、
田中 仁さん 9回
香村 純子さん 5回
成田 良美さん 4回
伊藤 睦美さん 4回
高橋ナツコさん 3回 、です。
シリーズ構成 田中仁さん、もう9回も書いてるんですね。
あと、成田 良美さんも唯一のプリキュア全シリーズ皆勤賞で、Goプリでは4回、
現在までのプリキュア全560話中、117話(20.9%)も担当されています。
プリキュアの21%は成田脚本、ってすごいですよね。
プリキュアと他主要アニメの視聴率の推移 [視聴率の推移]
プリキュアと他主要アニメの視聴率の推移です。
比較したのは、
サザエさん、ちびまる子ちゃん
ドラえもん、クレヨンしんちゃん、
ワンピース、ドラゴンボール改、
妖怪ウォッチといった視聴率トップ10常連組です。
これです↓(13区間の移動平均線(=1つの点が過去13話分の平均値)です)
「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」の視聴率は連動している。
(プリキュアと仮面ライダーの視聴率も連動していますね)
日曜フジの9:00枠においては、「トリコ」放送時は視聴率がどんどん下降気味だったのが、「ドラゴンボール改」になった途端、急上昇しているのが解ります。
また、それに続く「ワンピース」においても、2014年1月「ドレスローザ編」に入ってから、視聴率が上がっていっているのが解ります。
つまり、
「コンテンツ」の内容が変わることにより、視聴率は上がる/下がることも十分にありうることである、とも言えますね。
Go!プリンセスプリキュアも良質なコンテンツであると思います。個人的には全く不満はありませんが、いかんせん各種数字が付いてきていないのが現状です。
(そんなに短期間に数字が回復するかと言えば、もちろんそんな訳はなく、長期的に見ないといけないのはわかっています。)
プリキュアの数字的には今は我慢の時だと思います。
きっと、良質なコンテンツを作り続けていくことのみが、今後の数字の回復につながっていくものと思います。
そして、Go!プリンセスプリキュアはその良質なコンテンテツであることは間違いないと思います。
Goプリ 秋映画のスクリーン数 [プリキュア映画]
Go!プリンセスプリキュア 劇場版のサイトが更新されています。
http://www.toei-anim.co.jp/movie/precure/
3本立てで期待の高まるGoプリの劇場版ですが、
このブログ的には興行収入がどうなるか、が気になります。
それを占う第一弾としての、「劇場公開スクリーン数」がでました。
Go!プリンセスプリキュア 劇場版は
211スクリーンでの公開です。
(参考)
公開スクリーン数
(秋単独)
フレッシュ 159
ハートキャッチ 163
スイート 168
スマイル 170
ドキドキ 190
ハピネス 210
GOプリ 211 ←New!!
(春映画)
DX 156
DX2 159
DX3 130
NS 172
NS2 173
NS3 210
春のカーニバル 213
去年のハピネス映画が210スクリーンだったので、去年と同レベルです。
(去年の興行収入から、今年は公開スクルーン数が減っちゃうんじゃないか、という予測も
あったようですが、さすがプリキュア。信頼のブランドですね。)
なにはともあれ、期待して待ってましょう。
プリキュアの文法 [読み物]
さて、プリキュア初心者のための、「プリキュアの文法」です。
最近、プリキュア初心者の方もここを見てくれているようで、そういう人にもわかりやすい記事でも書こうかな、と思いました。
(わかっている人には知っている事だと思いますので読み飛ばしてください)
プリキュアシリーズには、年間を通したイベントの流れ、いわば「プリキュアの文法」があります。
こちらは、いつも自分が作っている表です。
(クリックで拡大)
これを見ると解りますが、
1年を3ヶ月ことに4分割(1Q(2~4月),2Q(5~7月),3Q(8~10月),4Q(11~翌1月))にします。
そうすると、各Qの最後に新アイテム入手や追加戦士など大きなイベントを持ってきているのが解ります。
1Qの最後=4月末
(最初のヤマです。)
スマイル:レインボーヒーリング
ドキドキ;ラブハートアロー入手
ハピネス;キュアフォーチュン加入
Goプリ:プリンセスロッド入手、トワイライト登場 ・・・等
最初のヤマです。新しいおもちゃのお披露目があることが多いです。
2Qの最後=7月末
(ここが前半のヤマで一番もりあがる所ですね。)
フレッシュ:キュアパッション加入
ハートキャッチ:キュアサンシャイン加入
スイート:キュアビート加入
スマイル:プリンセスフォーム
ドキドキ:キュアエース加入
ハピネス:キュアフォーチュン加入
Goプリ:キュアスカーレット加入 ・・・等
最近は追加戦士はこの時期に必ず追加されます。
エンディングが変更になるのもこの時期ですね。
大友的には一番盛り上がる時期ではないでしょうか。
(9月上旬:箱ものアイテムゲット)
クリスマス商戦に向けて、箱ものアイテムがお披露目されます。
3Qの最後=10月末
(映画公開に合わせて最終必殺技がお披露目があったり)
スイート:キュアミューズ加入
ドキドキ:レジーナ再登場
ハピネス:イノセントプリフィケーション発動 ・・・等
11月以降の物語の締めに向けて最後の必殺技などを習得します。
4Qの最後=1月末
これは、もう最終決戦。
これが、東映アニメとバンダイが作り上げた、「プリキュアの文法」です。
最近はどのシリーズもこの文法に従い、年間市場規模300億を成し遂げてきました。
おそらく、仮面ライダーにも戦隊モノにもこういった文法はあるのでしょう。(検証していませんが・)
こいうった基本フォーマットを踏まえつつ、制約の中で、
毎年工夫と試行錯誤とで面白い作品を作り上げていっているのですから、
なかなかに大変な事だと思います。